例題説明
円筒パートのフェースを対象に、ADVCソルバー向けプリテンションボルトを作成します。
サンプルコード
# 円筒パートを作成します。
Geometry.Part.Cylinder(dHeight=0.04)
# 円筒パートの任意の位置を指定して、断面Faceを作成します。
Geometry.BodyCut.XXYYOnOnePoint(crPart=Part(1), posCutPoint=[-9.380365949385427e-17, 0.01996994817453, 0.009999999999999995], iCuttingPlane=1, bSplitOnly=True)
# 円筒パートのフェースを指定し、プリテンションボルトを作成します。
Connections.Pretension.Advc(crlTargets=[Face(11)], dForceValue=10.0, dlForceDirection=[0.0, -1.0, 0.0], dlControlNode=[0.0, 0.019969948, 0.0], iRefNodeId=725)
# パート表面のメッシュ表示を表示状態に、表面表示を非表示状態に切り替えます。
JPT.Exec('ViewShowMesh(1)')
JPT.Exec('ViewShowSurface(0)')
サンプルコードの説明
円筒パート作成
まず、高さが40mmの円筒パートを作成します。その他の設定値はデフォルトで実行します。
Geometry.Part.Cylinder(dHeight=0.04)
断面Face作成
円筒パートの任意の位置に断面となるFaceを作成します。
断面Faceの作成位置の座標値として、posCutPoint=[-9.380365949385427e-17, 0.01996994817453, 0.009999999999999995]を指定し、その位置にJupiter上の座標系におけるXZ平面iCuttingPlane=1で断面Faceを作成します。
Geometry.BodyCut.XXYYOnOnePoint(crPart=Part(1), posCutPoint=[-9.380365949385427e-17, 0.01996994817453, 0.009999999999999995], iCuttingPlane=1, bSplitOnly=True)
ADVCソルバー向けプリテンションボルト作成
作成した断面Face(ID:11)を指定します。その後、軸力として10NdForceValue=10.0を、締め付け方向にdlForceDirection=[0.0, -1.0, 0.0]を参照節点の座標値としてdlControlNode=[0.0, 0.019969948, 0.0]、参照節点としてiRefNodeId=725を指定します。
Connections.Pretension.Advc(crlTargets=[Face(11)], dForceValue=10.0, dlForceDirection=[0.0, -1.0, 0.0], dlControlNode=[0.0, 0.019969948, 0.0], iRefNodeId=725)
モデルのメッシュ表示および表面非表示切り替え
モデルの表示状態を切り替えて、作成されたプリテンションボルトを確認します。
Jupiter上でモデルのメッシュ表示を有効にした際に出力されるマクロViewShowMesh(1)と、モデル表面の表示を無効にした際に出力されるマクロViewShowSurface(0)を、マクロをPSJコマンドとして使用する関数JPT.Exec()をと組み合わせて使用します。
JPT.Exec('ViewShowMesh(1)')
JPT.Exec('ViewShowSurface(0)')
利用しているAPI
Geometry.BodyCut.XXYYOnOnePoint()
